米商品先物取引委員会、LedgerXの仮想通貨先物を認可

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米商品先物取引委員会(CFTC)は6月25日、米国規制に準拠した仮想通貨デリバティブ取引所を運営するLedgerXを指定契約市場(DCM)として認可した。これより、CFTCはビットコイン先物取引についてもライセンスを取得したことになる。

LedgerXは、機関投資家向けに担保付現物決済のビットコインスワップやオプション取引を提供する米国の取引所および決済機関だ。同社は2017年7月にデリバティブ清算機関(DCO)として既にスワップ取引とオプション取引を提供しているが、今回の登録で現物決済のビットコイン先物取引も提供可能になった。

ビットコイン先物の承認を待つ取引所には、ニューヨーク証券取引所の傘下にあるBakkt、機関投資家向け取引所Seed CX、ウォール街大手金融参画のErisXなどがある。ビットコイン先物は機関投資家を対象とした商品であるため、機関投資家の巨額の資金が流入するとして仮想通貨領域で注目を集めるトピックのひとつだ。

【参照記事】CFTC Approves LedgerX LLC as a Designated Contract Market

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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