カルダノ財団、NFTコレクションが収集できる森林再生プロジェクト100%達成

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カルダノ財団は、ADA寄付により集められた資金で森林再生を実施するクラウドファンディングプログラム「Cardano Forest」において、目標としていた100万本分の資金が集まったことを明らかにしている。

2021年9月に開催された「カルダノサミット2021」で、森林再生プラットフォームveritreeと提携を発表しており、15ADAの寄付を最小単位に100万本分の植樹を目指す「The First Global Cardano Impact Challenge」を掲げていた。この他、カルダノ財団は社会的活動、環境問題、市場経済、持続可能なソリューションに功績ある人物に贈られるNFTデジタルトロフィ制作に携わるなど、NFTを活用した脱炭素への貢献とともに持続可能な経済や文化の取り組みにも注力している。

veritreeは、生態系の回復やコミュニティの活性化、気候変動対策への貢献を目指す目的でブロックチェーンを採用。サムスン電子アメリカとのパートナーシップを発表する他、2022年にマダガスカルの海岸線に200万本のマングローブの木を植えてモニタリングすることを発表するなど精力的に活動を行っている。

「Cardano Forest」への寄付は、15ADA(約2,299円/ADA ※1月20日記事執筆時点)をミニマムクラスの「Planter」から、最大10万ADA(約1,532万円相当)の「Highballer」まで、全8段階で受け付けている。寄付参加者には、木の所有権を証明するNFTが与えられるとともに、500ADAを寄付する「Greener」からはNFTTreeアートを交換するボーナスが付帯している。このNFTTreeアートについても、「Common」や「Rare」などランク別が設けられており、特定の期間に順次交換できるという。

カルダノが採用するPoS(プルーフオブステーク)コンセンサスは、ビットコインなどに採用されるPoW(プルーフオブワーク)よりもエネルギー消費が少ないことで知られる。PoSへの移行を目指すイーサリアムではPoSの採用により消費電力は従来の99%削減可能であるとの試算も示されており、PoSは昨今叫ばれる環境負荷の観点からも注目される仕組みだ。

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【参照記事】veritree and Cardano Foundation Complete Global Impact Challenge as “Cardano Forest” Reaches Funding Target for Planting 1M Trees | Benzinga

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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