グローバル決済サービスを提供し、世界に1万3,000以上の顧客を持つケンブリッジ・グローバル・ペイメント(Cambridge Global Payment、以下ケンブリッジ社)が、リップルのxRapidを活用したグローバル決済を試行中だとわかった。リップル社が3月1日付で公式発表している。
ケンブリッジ社がxRapidのシステムを活用して目指すのは、グローバル決済の大幅なコスト削減と取引の高速化だ。決済ソリューションの改善により、サービスを利用する企業のさらなる拡大も実現していく。
今回の導入テストについて、ケンブリッジ社とその親会社のフリートコ・テクノロジーズ(FLEETCOR Technologies)は、グローバル決済におけるブロックチェーン技術の活用事例として見ているようだ。
リップル社は、発表のなかで「さらに多くの金融機関が流動性を確保するためにxRapidの導入を進めたら、国際決済のためにノストロ口座などに保有されている世界中の資本が利用可能になり、他の用途で利用できるようになるだろう。」という見解を示している。世界的に国際送金やグローバル決済が即時にできるようになる日は、そんなに遠くないかもしれない。
【お詫びと訂正】
(情報更新日時:2018年3月15日15:53)「フリートコ・テクノロジーズ」の表記に誤りがあり、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
【参照サイト】Cambridge to use XRP for Faster Global Payments
【関連ページ】XRPとは?特徴・仕組み・購入方法
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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