BTC/JPYは週末に続伸。5/20以来の高値圏まで上昇。高値のメドは昨日の高値(1,046,000円) 、上抜けると5/19の高値(1,063,000円)がターゲット。下値のメドは昨日の安値(1,016,000円) 、ここも割れ込み100万円台を割れ込んだ5/12の安値(963,000円)がターゲットであるが、マーケットインパクトがあるニュースがない限り少し遠い印象。USD建ては金曜日時点で高値が9,220ドル、安値が8,800ドル。終値が9,000ドル台を回復。週末には一時9,700ドル台まで上昇する動きとなった。
5月前半から後半にかけて株式相場は堅調に推移。5月の日経平均、NYダウの上昇率はそれぞれ9.08%、6.99%となり、世界経済が再開されることへの期待が維持されている様子。BTCは5月12日に半減期を迎えてからは、トレンドを形成する前に現れる三角持ち合いとなり値幅が収斂しているため、テクニカル的には抜けた方向に素直について行くべきとも考えられるが、個人的には上方向で10,000ドルを一度は達成したい動きと見ている。

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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12

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