2020.11.6 暗号資産マーケットレポート【バブルを彷彿させるビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は大幅上昇する展開に。節目の14,000ドル台を突破して以降上昇圧力が強まり、15,000ドルもあっという間にブレイクする動きとなっている。

取引高も急増しており、後からついてくる個人投資家のレバレッジのフローが多い様子で、遅れてはいけないと言わんばかりに押し目では買いが買いを呼ぶ上昇。チャートでは押し目買いに押し目なしという雰囲気でなかなか下押ししたい動きが継続した。またイーサリアムの大型アップデートの話題もあってかアルトコインも総じて上昇しており、暗号資産市場全体が盛り上がってきている状況。

米国市場も株は大幅高となっているが、米国債市場ではこれまでの大規模な緩和を織り込んだポジションを外す動きが出ており、米国債金利は上昇している。

15,000ドルを突破しているあたりでは下落時における取引高も増加している様子であり、現物の利食い勢がある程度いる様子。一本調子で上昇してきているため、ショートポジションでのポジション構築は難しいが、ロングを慌ててエントリーする水準ではないと考えている。一旦押したところで淡々とロングで攻めるのがベター。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12