昨日のビットコイン相場は上昇。マーケットはアメリカの大統領選挙を前に選挙結果を織り込みにいくかのように株価は上昇、ビットコインも同じく上昇しており、14,000ドル台の大台を突破する動きとなっている。
一方でイーサリアムを含めたアルトコインはあまり上昇しておらずビットコイン一択のような値動きになっており、ドミナンスでもビットコインが堅調な地合いになりつつある。
大統領選挙はトランプ大統領の再選の確率を改めて織り込みにいくような動きになっており、バイデン氏が勝利となった場合は若干の調整安が入ってもおかしくない環境。
しかし大統領選挙以降に株価は大幅な下落に見舞われたことはなく、株価が堅調に推移してご祝儀相場となる過程でビットコインも調整安があったとしても、その後上値を模索する動きになる可能性が高いか。
テクニカルでは引き続き上昇方向を示唆しており、ショートポジションは厳禁と言わんばかりの状況。ハッシュレートやその他要因をチェックしても売り材料は足元みられていないため、下がったところはロングポジションで構築していきたい。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日