先週末のビットコイン相場は61,000ドル付近で落ち着いた動きが継続。目立ったニュースもなく、底固めの展開のような動きとなっている。
ビットコインは短期的なサポートラインが59,000ドル付近にあると考えているため、一旦はロング目線でエントリー中。ポジション量は小さめにしつつ上昇する過程でポジションを増やすか検討。
イーサリアムも5月の最高値ブレイクを伺う展開となったが、週末で超える動きにはならず、一旦調整する動きとなっており、今週はこの4,500ドル超の高値を突破するか、反落するかがポイントになりそうなチャート。ここで止まる場合は二番天井のようなチャートになるが、ファンダメンタルズを考えるとそこまで下落するとは考えることができないため、引き続き押し目を作ったタイミングでポジションを積めばいいと考えている。
足元はメタバース関連の通貨であるMANAやENJ、SAND等が急騰する動きとなっており、これからの急騰する通貨として注目しておきたい分野になってきているため、チェックしたいところ。
米国市場は株は小幅上昇し、ドルインデックスも上昇する展開に。9月のPCEデフレーターや雇用コスト指数の数字を受けて株はインフレ懸念が引き続き意識されたことや、アマゾンやアップルの決算が予想よりも悪化していたことにより、下落する場面もあったが、後場は反発する動きを見せて、プラス圏で引けている。
日本株は週末の衆議院選挙で与党が過半数の議席を獲得したことにより、ご祝儀相場から本日29,500円を超えて上昇してスタートしており、為替も株高の流れから円安優勢となっていることでドル円は114.20前後まで上昇。
また中国の製造業PMI指数は10月も50を割れている数字となっており、中国国内の電力不足とコモディティ価格の上昇が大きく影響した形に。中国恒大のデフォルトは利払いを行っていることからなんとか踏み止まっているものの、中堅不動産の破綻は相次いでいることもあり、引き続きリスクは残っていることは頭に入れておきたい。
ドル円は衆議院選挙で与党が勝利したものの、今週は4日FOMCが行われる予定となっているため、強気でロングは振りにくいタイミング。114円台前半まで上昇した場合は戻ってくると考え、上昇したらショート、下落したらロングのレンジトレードを行いたい。
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中島 翔
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