先週末のビットコイン相場は上昇する動き。アメリカで注目されていたビットコインETFの承認が初めておりるとの報道によって、資金流入期待から大幅上昇。58,000ドル付近で推移していたビットコインは63,000ドルまで大幅上昇する動きとなった。しかし63,000ドル付近では上昇も限定的となり、59,000ドルまで調整安となるも一気に切り返し62,000ドル付近まで反発している。

ビットコインのポイントとしては、OIが史上最高値更新の水準まで増加しており、ファンディングレートもロングポジションで年利40%程度のコストがかかる場面も出てきていることから、急な調整安というのは頭に入れておきたいところ。またビットコインETF承認という楽観的な内容だけがフォーカスされていることもあり個人的にはちょっと怖い場面に差し掛かっているとも考えている。
米国市場は株は小幅上昇。米小売売上高が予想以上となり、底堅く推移。米国債金利も10年金利が1.59%付近まで上昇しており、金利高のトレンドは継続しているような動きとなっている。
原油も1バレル82ドル付近まで上昇しており、資源国通貨が底堅く推移しており、原油は100ドルまで上昇するという見方も出てきていることから資源国通貨でメキシコペソや、カナダドルは堅調な地合いとなりそう。
ポジションとしてはドル円は115円あたりまでの上昇は短期的に達成した場合はショートを検討。しかしながら細かく利食いをすべきと考えておりデイトレかスキャルピングのトレードになりそう。
日経平均株価は引き続き保有を継続しターゲットは30,000円付近で目線は維持している。米国株もNYダウは年末までのロング目線で維持しており、押し目は拾っていく方針。
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中島 翔

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