昨日のビットコイン相場は大幅上昇。50,000ドルを突破した後上げ足を速め、52,000ドル、53,000ドルというレジスタンスラインを次々に突破し、一時56,000ドル手前まで到達する動きとなった。
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2021/10/image1-2.png)
ここ1週間程度で15,000ドル以上の上昇を見せていることもあり、スピードが急過ぎるとのコメントもちらほら出ているが個人的にはビットコインは元々そんな物であるため違和感はないと考えている。
仮想通貨市場全体をみると、ビットコインの一人勝ち状態となっており、アルトコインからビットコインに資産を移し替える動きも出ており、ビットコイン以外はショートポジションを作りつつビットコインをロングで攻めていくのもありか。ビットコインは43,000ドルのポジションはまだ継続して保有する予定で、ターゲットは60,000ドルと最初から伝えていることからこのまま維持。
ビットコインは先物でも1ヶ月物のロールで10%を超えるようになってきており、先高観が強い状況が見て取れる。仮想通貨市場のニュースとしては、アメリカの大口投資家ジョージ・ソロス氏のファミリーオフィス「ソロス・ファンド・マネジメント(SFM)」がビットコインを保有していることを明かしており、またDeFiへの興味がビットコインよりも大きいとの発言を行っていることが注目されていた。
米国市場は債務上限が短期的に引き上げられる可能性から3指数揃って上昇しており、足元の下落基調から反発する動きに。また、足元急騰していた天然ガスもロシアが安定供給できる用意を表明したことで調整する動きから大幅安となっている。
日経平均株価も一時先物ベースで27,000円を割れるような動きも見せていたが、本日は27,000円台後半まで反発する動き。ドル円は111円台前半で推移しており、111円付近まで円高が進めば一旦ロングをポジションを構築する予定。米国債金利のショート(金利上昇)も引き続きポジションとしては選好していきたいところ。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1605-e1564469321688-2-150x150.jpeg)
中島 翔
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1605-e1564469321688-2-150x150.jpeg)
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素社会へのカギは森林クレジット 組成の流れや社会課題を現場目線で解説 - 2024年7月23日
- カーボンニュートラル技術開発・実証事業の公募詳細と採択プロセス解説 - 2024年7月10日
- 先進国金融政策はどうなる?円安動向や各通貨の売買戦略も解説【2024年6月】 - 2024年7月2日
- 持続可能な未来を支える「グリーンファイナンス」の2024最新動向 - 2024年7月2日
- ソラナ(SOL)ステーキングとカーボンクレジット利用 Sunrise Stakeの仕組み解説 - 2024年7月1日