2020.9.30 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは11,000ドルターゲットか】

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昨日のビットコイン相場はじり高の展開。長期的なレジスタンスラインを抜けて以降11,000ドルを節目に底堅い展開が継続している。イーサリアム含めたDeFi関連の盛り上がりは一旦落ち着きを見せているが、ビットコイン市場には淡々と新規のフローが流入している様子で、この動きが引き続き継続しそうな状況か。

昨日は米株は反落するもドルインデックスが下落しており、ドルが全体的に売られたことが若干でもビットコイン相場にいい影響も与えているのか。リスクアセットが大幅に反落しない限りはビットコインは上昇方向でのトレンドを作っていくと考えており、本日も下落する場面では淡々とロングメイクで臨みたい。

テクニカルでは両方向ともに可能性としてはあるような動きとなっており、どちらに動いても対応できるようにしておきたい状況。全体の先物のポジション量はここ3日ほど減少傾向になるため、ある程度ポジション調整が終わった段階で動き始めると考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12