先週末のビットコイン相場は大幅下落後に反発する展開。金曜日、中国が仮想通貨取引を全面的に禁止したことで、仮想通貨市場は急落する動きに。ビットコインは4,000ドル以上下落する動きとなり45,000ドル超の水準から一時41,000ドルを割れる展開となった。
40,000ドルでは買い圧力も強く底堅い展開となり43,000ドルまで反発したが、その後週末にはHuobiが中国国内の取引を禁止したことで再度41,000ドルを下値トライ。しかし注目されていた中国恒大のリスクが一時的に後退したことで株式指標は反発する中、仮想通貨も二番底のようなチャートとなり、43,000ドルまで反発している。
ニュースで一時的に反応しても賞味期限は短く、結局下落時に買ってくるフローが多いことから、40,000ドルを割れる時間帯は短いと強気で考える方向性に至ったため、40,000ドルまで買い下がりながら、割れたら大きくロングポジションを強気で積んでいき50,000ドル方向をトライする方向を狙おうと考えている。現在の43,000ドルの水準でも少しずつポジションは積んで行っていい状況。
米国市場は大きな動きなく推移。特に大きなニュースはない。
今週は29日に日本で自民党総裁選挙が行われるため、日本株には大きなイベントとなっており、引き続き目線は日経平均株価は31,000円をまずトライすると想定している。
ドル円は110円台半ばを割れてくる場合はロングポジションを検討。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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