昨日のビットコイン相場は上昇。足元の堅調なビットコイン相場が継続し、節目の11,000ドルを突破し、引き続き11,000ドル台を維持する格好となっている。
昨日は米国でFOMCがあったが、パウエル議長は大方の予想よりも早いペースで景気回復をしていると示したものの、今後は依然不透明な見解を示し引き続き強い緩和策が必要との認識を示している。また2023年までゼロ金利継続のフォワードガイダンスを示しており、インフレ率のオーバーシュートを容認するような姿勢を示した。
政策金利の据え置きは当然ながら予想通りであったが、上記の姿勢を示したことによってドルインデックスが上昇する動きとなっている。米株は大きく下落する動きとなっており、マーケットはより強いハト派姿勢を期待していたか。
米株が下落しゴールドも下落している中でもビットコインは堅調な展開となっており、足元は相関は薄れている様子。DeFi関連やイーサリアムもそこまで強い展開とはならず、ビットコインに資金が流入していることがわかる。
テクニカルは引き続き上方向を示しており、11,000ドルを達成しているものの本日も下がったところを拾うスタンスで臨むことがベター。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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