先週末のビットコイン相場は一度上昇するも上昇分を吐き出す展開。10,000ドルで支えられるチャートが出来上がっていたことによってロングポジションを構築しながら、短期的なショート勢がふまされる展開により10,600ドル付近まで上昇した。しかし、買い圧力が継続する動きはなく、再度10,300ドル割れの水準まで下落する動きとなっている。
本日は日本で総裁選が行われるが、菅首相誕生がほぼ確定となってきており、緩和路線に変更はないだろうと推測される。引き続き緩和マネーが市場に出回る中で株も底堅く推移することから、ビットコイン相場に今回は影響しないか。
テクニカルでは日足が引き続き下落のための時間調整ような形状が継続しており、ボリンジャーバンドの中心線がローソク足をタッチし始めると黄色信号か。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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