昨日のビットコイン相場は上値が重く推移。一昨日の急落から反発するも47,000ドル付近で頭打ちの展開になり、チャートでも下落トレンドの中の時間調整のような動きになっている。
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今回の急落のタイミングで現物を購入する動きが出ていることから押し目と判断している投資家もいるようだが、チャートの地合いからもう一度下を試す展開の可能性が高いと考えており、ロングポジションは引き続き45,000ドル付近からゆっくりと買い下がる予定。昨日予想していた通り、45,000ドル付近でロングポジションを構築し46,000ドル台半ばで利益確定のトレードで取れているため、同じようなトレードができたらと考えている。
仮想通貨市場全体で同じようなチャートの動きになっており、反発地合いも弱く横ばいでの推移となっているが、アルゴランドやSOLが大幅上昇。アルゴランドはエルサルバドルのブロックチェーンインフラに採用されていることが背景か。またSOLも引き続きNFTが活況の中で上値をトライする動きをしている。
一方でNFTでもゲームで利用されているAXSに関しては上値が重く推移。イーサリアムも反発はしているものの強い地合いとはなっていないことから、NFT関連の通貨でも価格の値動きに温度感が出ている。
米国市場は3指数が揃って下落。昨晩公表されたベージュブックでは経済成長が鈍化していることが示され、米国の経済回復に少し不安な状態が示された。マーケットでも現在の米国株の水準は割高と判断されているようで株価の上昇にはもう一段の材料が必要となってきている様子。
一方で年内のアノマリーで考えると、10月あたりから年末まで株価は上昇しやすいと言われているため、ショートを狙うにしても一旦は9月までを目処としたい。
日経平均株価はメジャーSQを控えているため、底堅く推移するか。ドル円は110円台に乗せてきているが、強気でロングも攻めにくいので静観。豪ドル円はショートを継続しており、80円台半ばをターゲットとしたい。
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中島 翔
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