2020.9.3 暗号資産マーケットレポート【イーサリアム主導で軟調な展開のビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は下落。足元米国緩和路線継続からの株高やDefi関連主導で堅調なビットコイン相場だったが、昨日は一点イーサリアムの急落に連れ安となった。イーサリアムは8-9%程度の下落を見せており、ビットコインは5%弱ということを考えると下落幅はアルトコインと比較して限定的にも見える。

テクニカルでは下落方向を示唆しており、12,000ドル、12,400ドル、12,000ドルという3点でヘッドアンドショルダーが形成されていることから11,000ドルに向けて下落圧力が高まりやすい形状になってきている。

チャートでの下値目処は10,500ドル-11,000ドル付近がターゲットとなっており、この辺りまではロングポジションを構築するのは控えた方が賢明か。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12