2021.9.1 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは9月に何かがあるのか】

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昨日のビットコイン相場は47,000ドルから48,000ドルのレンジでの推移。

ポストイーサリアムと期待されているソラナやNFTの取引高が急増する中イーサリアムが大幅上昇する動きとなっている。一方で、足元好調だったアバランチェやファントム等は調整安となっており、DefiやNFT関連の通貨でも動きが異なる様子が見て取れる。

引き続きフィボナッチの下値目処としている46,000ドル付近で軽いロングポジション構築を狙う中、割れると44,000ドルが視野に入ってくるため、ストップを設定しつつ厳格な損切りのトレードを意識したいところ。

短期的にはロングポジションが増加しつつあるためもう少し下値を模索してから、ロングポジションが軽くなった段階でエントリーするのが理想か。

仮想通貨市場のニュースとしては、昨日FTXがLedgerXを買収するとの報道があった。

米国市場は大きな変動なく推移。3指数ともに小幅下落といった程度。

月で見るとS&P500指数は7ヶ月連続で続伸しており、過熱感もそろそろ出ている中調整するのではないかとの見方も出始めている。個人的にも、ジャクソンホールの会見でハト派な内容が出て市場が安心感も持っていることから、理由なく下落するようなことも有り得ると想定している。9月は特に歴史的にも何か大きなことがある月でもあるため、急な変動には注意したい。

日経平均株価は月末を超えて28,000円を回復しており、9月のメジャーSQまでは下落し辛い動きとなりそうな印象。ドル円も110円台を回復してきており、しっかりと110円台がキープできるなら111円ターゲットでロングを検討。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12