昨日のビットコイン相場は一時下落するも下落幅を取り戻す展開。欧州時間までは47,000ドル付近まで下落していたビットコインだが、その後NY時間に49,000ドル付近まで大幅反発し、押し目を作らず上昇する動きが続いた。
仮想通貨市場全体がメジャーアルト含めて同じような動きをしており、大きなポイントというのはあまりない印象。昨日の大幅下落は現物の売りというよりは先物主導で動いた様子で、ロングポジションの清算がある程度入っていたことが47,000ドル付近までの下落を促したか。
取引高も足元は低下しており、大きな下落というのはあまり想定しにくい状況。じり高の動きで再度50,000ドル到達の可能性が高いと予想している。
一方で金曜日に5万ドルのオプション満期日が到来するため、上値もそのあたりで抑えられる圧力ある程度あることは頭に入れておきたい。本日はロングメイクで50,000ドルをターゲットにするトレードとなりそう。
米国市場は3指数揃って続伸。米国債金利も10年が1.34%まで上昇しており、本日からのジャクソンホールを前にリスクオンムードが続いている。
ドル円は110円に乗せてきており、ドル高ではなく円安の動きからジリ高の動きとなった程度で、上昇に強さはみられない。この水準でのエントリーは難しいと判断しており111円に行くかどうかはジャクソンホールがあるため判断できないことから、今日は見送り。
テーパリング観測が高まる場合は株安に進行するため、ドル円も円高圧力から上値を抑えられやすいと推測。しかしテーパリング観測が流れる予想は個人的にはしていないため、株高が続き日経平均株価も28,000円を超える展開になると考えている。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日