2020.8.14 仮想通貨マーケットレポート【イーサリアムについて行かなかったビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は上昇。世界の株式市場が持ち直す中リスクアセットに資金が流入しており、S&Pも最高値更新が目前まできている中、ビットコインは株式市場に連動する形でNY時間に上昇する動きとなったがNY時間後場にかけて上値が重くなる展開となった。

またイーサリアムが重要な節目であった400ドルを突破してオプションカバーのフローも重なり10%近くの上昇を見せているものの、ビットコインがイーサリアムの上昇にはついていけず。bitfinexのシステムダウンや米国時間の失業保険申請者数が強かったことも上値を重くする要因となった様子。

足元はビットコインとイーサリアムの相関が弱まっている印象でビットコインの雰囲気が変化するのは12,000ドルを超えてきたあたりか。

テクニカルでは本日は上方向を示唆しているため、ロングエントリーで回転させることがベターか。とりあえずは12,000ドルターゲットでのトレードがメインシナリオ。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12