先週末のビットコイン相場は大幅下落。足元のロングポジションの傾きが調整された格好となった。
調整される前までは各先物取引所のファンディングコスト(ポジション保有コスト)がロングに傾いていたことからマーケットのポジションの傾きはある程度把握できた状況だった。数十億円の成行でのロングポジションを清算するフローが出ていたことからもポジション調整の急落と考えていいという動き。また週末の流動性低下による点も値動きの幅を増幅させた格好となっている。
テクニカルでは直近注目されていた三角保ち合いのラインまで近づいており、一旦の下落目処まで下落しているため、ここは軽く買っていってもいい水準。注意したいのはイーサリアムのポジションがまだ修正されていないため、イーサリアムがポジション調整から売られる展開となると、ビットコインも連れ安の可能性がある。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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