昨日のビットコイン相場は大幅上昇。年初来高値の10,400ドル付近のレジスタンスラインを突破すると一時11,000ドル台半ばまで到達した。年初来高値を更新したところでストップロスの買い戻しが相場を押し上げる格好となり、アルトコイン売りビットコイン買いの動きも併せて入っていたことが値動きからうかがえる。
テクニカルでは次の高値目処は2019年の高値である13,000ドル超が中期的なターゲットに入ってきており、長期的なショート目線は一旦なくした方がいい環境。ボリンジャーバンドは3σを突破しており、本日のロングメイクは一旦なしで調整した押し目を狙うのがベター。少しレンジを本日は大きくして細かいlot数でゆっくり引き付けてのエントリーがいいと感じる。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 地球環境を守る新たな金融支援、GX経済移行債の役割とは? - 2024年4月5日
- トランジションボンド/ローン、環境への投資を促進するファイナンス手段 - 2024年4月2日
- SDGs債の新潮流、サステナビリティ・リンク・ボンドと発行事例を解説 - 2024年4月2日
- 環境意識高い投資の始め方、グリーンボンドの基本と国内実用例 - 2024年3月29日
- 地方銀行が推進する環境サステナビリティとグリーンファイナンス - 2024年3月29日