2020.7.20 仮想通貨マーケットレポート【米財政刺激策拡大でビットコインはレンジ上値ブレイクとなるか】

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先週末のビットコイン相場は横ばい。目立った材料が引き続き出てこない中、動くのを待つ相場が継続している。

米株はNASDAQ主導で堅調な地合いとなっていることがビットコインの底堅さにもつながっている様子だが、上方向へのブレイクとなるまでのパワーはない状況。今週は米国の財政刺激策の拡大がフォーカスされており、ここで大統領選を控えたトランプ大統領の株価押し上げ政策のような内容が出てくればビットコインに動意をもたらすか。

チャートでは綺麗な三角保ち合い継続中でシンプルにブレイクした方向でのエントリーを待つことがベター。下値ブレイクの場合のターゲットは9,600ドル。上値ブレイクの場合は10,000ドル付近までみておきたいところ。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12