2020.6.18 仮想通貨マーケットレポート【コロナの第二波警戒か、BTCは小幅続伸も徐々に上値重く】

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BTC/JPYは小幅な続伸。高値のメドは6/7の高値(1,074,000円)、上抜けると6/2の高値(1,105,000円)、ここも上抜けると2/24の高値(1,117,000円)がターゲット。下値のメドは5/25の安値(933,000円)、ここも割れ込むと長期足のある80万台がターゲット。

BTCは徐々に上値が重くなっている。一時100万円を割れ込む場面があったが、下がってきたところでは買い圧力が強かった。9,500ドルを割れ込んで引けてしまったため目線は下方向か。

NY株式市場は反落。米複数州でのコロナ感染者の再拡大が確認されたことから売りが強まった。一時は感染者を抑えられたと思われた中国北京での感染拡大も重なり、経済活動低下リスクが意識された。BTCの上値は株が重い限り解消しにくいと思われる。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12