2020.6.17 仮想通貨マーケットレポート【動意薄のビットコインと予想を大幅に上回る米小売売上高】

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昨日BTC/JPY高値1,032,000円安値が1,009,000円小幅なレンジで留まる。BTC/JPYは小幅な続伸。高値のメドは6/7の高値(1,074,000円)、上抜けると6/2の高値(1,105,000円)、ここも上抜けると2/24の高値(1,117,000円)がターゲット。下値のメドは5/25の安値(933,000円)、ここも割れ込むと長期足のある80万台がターゲット。

難易度調整を大幅難化で終えたBTC、上値が重くなってきている印象のなか、何とか心理的にはサポートされる価格帯の9,500ドルで終えたことで材料が強弱交錯であるものの、下がってきたところでは一定の買いフローが散見。

NY株式市場は続伸。経済指標の米小売売上高が予想以上に好調な結果となったことがリスク回避志向を後退させたが、株の上昇にビットコインはそこまでついていけず。株の上昇圧力が弱まった場合はビットコインの下落バイアスが強まる可能性があるか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12