2020.6.12 仮想通貨マーケットレポート【NYダウが大幅下落の中踏みとどまったBTC】

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BTC/JPYは続落。高値のメドは6/7の高値(1,074,000円)、上抜けると6/2の高値(1,105,000円)、ここも上抜けると2/24の高値(1,117,000円)がターゲット。下値のメドは5/12の安値(963,000円)、割れ込むと5/25の安値(933,000円)、ここも割れ込むと長期足のある80万台がターゲット。

USDは高値が9,960ドル、安値が9,110ドル。9,500ドルを割れ込んだことで5%を超える下落となった。心理的節目の10,000ドルが少し遠のいた印象で三角保ち合い下抜けしている状況。NYダウはコロナの第二波警戒で大幅続落。VIX指数も大きく上昇したことでリスク資産からの逃避が始まった模様。BTCは他資産より踏みとどまっている。FOMCがハト派だったことも重なり市場が追加緩和を催促する形となっており、利益確定の動きが加速する1日となっている。日足のRSIは中立に下がってきており、9,000ドル割れを狙う一段の下落リスクに可能性が高まったと見える。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12