2020.6.11 仮想通貨マーケットレポート【FOMCは無難に通過も10,000ドルに心理的節目】

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BTC/JPYは小幅な反落。高値のメドは6/2の高値(1,105,000円)、上抜けると2/24の高値(1,117,000円)、上抜けると2019/8/13の高値(1,207,700円)がターゲット。下値のメドは6/2の安値(1,016,000円)、ここも割れ込み100万円台を割れ込むと割れ込むと5/12の安値(963,000円)がターゲット。USDは高値が9,990ドル、安値が9,700ドル。レンジ相場が継続している状況。心理的節目の10,000ドルに今朝到達しそうな場面があったものの強力なレジスタンスラインとなっている様子。

NYダウは続落。BTCはFOMCがハト派な内容となったことを受けを乱高下する場面もあったが、徐々にレンジが切りあがったことで買いが優勢になっている印象。10,000ドルを突破し、また先日つけた高値である10,500ドル付近を超えてくると三角保ち合い上抜けから一段高の可能性も考えるべきか。一方で下は9,400ドルを割れてくると9,000ドル付近までの下落をみておくべき状況。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12