2020.6.10 仮想通貨マーケットレポート【FOMCを控えポジション調整を警戒】

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BTC/JPYは小幅な反発。高値のメドは6/2の高値(1,105,000円)、上抜けると2/24の高値(1,117,000円)、上抜けると2019/8/13の高値(1,207,700円)がターゲット。下値のメドは6/2の安値(1,016,000円)、ここも割れ込み100万円台を割れ込むと割れ込むと5/12の安値(963,000円)がターゲット。

USDは高値が9,870ドル、安値が9,570ドルで引き続きレンジ相場が継続。心理的節目の10,000ドルが射程圏内ではなるものの、次の一手の模索が続いている。NYダウは7日ぶりの反落、一定の達成感から利益確定の売りが強まった。BTCは徐々にレンジを切り下げる売り圧力が高まっている印象。日足のRSIが買われ過ぎで推移していることや、今晩のFOMCの結果発表を控えてのポジション調整が走りやすい地合いであるか。足元は三角保ち合いが継続している環境下、スタンスとしてはニュートラルでどちらに動いてもいいように構えておきたい。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12