2021.6.2 仮想通貨マーケットレポート【小動きに終始するビットコイン】

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昨日のビットコインは36,000ドル前後から38,000ドルあたりのレンジの範囲内で終始。アルトコイン含めて反発していたが、一旦昨日でピークアウトした格好となっている。

一方でドージコインが米大手仮想通貨取引所Coinbase PROに上場するというニュースを受けて大幅上昇。しかし、その他のお犬様系のアルトコインは上昇してしないことから、一過性とも捉えることができる可能性がある。

ニュースとしては、コインベースが提供する仮想通貨に対応したVISAデビットカードがApple PayとGoogle Payに対応することを発表しており、決済利用することで仮想通貨をもらえるというサービスとなっている。

米国市場は大きな値動きなく推移。ISM製造業景況感指数は予想対比良好な数字が出ていたが特に株価に影響を与えず。為替も大きな値動きがなく推移しており、特段材料のない日となっている。

ビットコインは引き続き上値が重く推移しており、40,000ドルを超えてくるまでは少し攻めにくい地合いのため、安易なポジション取りは本日は行わない予定。下値は切り上げてきているものの、このサポートラインを割れてくると再度30,000ドルが見えてきそうな雰囲気のため、サポートラインを割れるか、40,000ドルを超えてくるかというポイントで相場はチェックしておきたい。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12