2021.4.23 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは再度下値模索の展開】

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昨日のビットコイン相場は大幅下落。東京時間は56,000ドルから57,000ドル付近で推移していたが、欧州時間から下落をスタートさせ、NY時間には一時先週末の急落した際の安値を割れてくる動きとなり50,000ドル付近まで下値を拡大させる展開となった。1日で6,000ドル以上の下落を見せており、値幅はある程度伴った動きとなっていることから、本日の値動きの大きい展開と考えてのトレードが必要。

ビットコインが急落している中でイーサリアムは上昇する動きが継続。ドミナンスでもイーサリアムが大きく拡大しており、BTC売りETH買いのポジションを保有するのが一番安心な場面とも捉えることができる。

仮想通貨市場全体のリスクを取るのではなく、ドミナンストレードのように仮想通貨同士の通貨ペアで取引を行う方が今はトレードしやすいと個人的には考えている。

テクニカルでは引き続き下落方向を示唆しており、本日は明確に50,000ドルを割れるかどうかがポイント。50,000ドルを割れてくると、ストップロスが発動する可能性があるため短期的に下ヒゲをつけるような動きとなる可能性もあるので、その場合は数量を小さくしてヒゲを取りにいくトレードが有効。三番底になった場合は短期的なロングを検討していい場面。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12