2021.3.24 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは底固めの展開か】

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昨日のビットコイン相場下落相場となりつつも自律反発する展開に。一昨日の値動きが継続し一時53,000ドル付近まで下落するが、その後は56,000ドル付近まで反発する動きとなった。

米大手暗号資産取引所Coinbase Proでビットコインの大口出金が行われていたり、ユーザー数・月間取引高で世界有数の規模を誇る暗号資産取引所Binanceでショートポジションがある程度積み上がっていることから、底固めから上方向に推移しやすい状況。オプション市場ではビットコインの80,000ドルのコールのポジションが増加していることが伺える数字となっており、投資家は引き続き上方向で視点を向けている様子。

アルトコインでは、LINEブロックチェーン利用のニュースも出たTheta Token(THETA)が大幅上昇する動きとなり、年初から5倍の価格まで上昇を続けている。

短期的には一旦底固めの展開となっているような雰囲気のため、本日はロングポジションでのトレードを選好したい。

テクニカルでは引き続き下落方向を示唆しているが、ポジション動向からある程度下落したタイミングでは逆張りのロングを優先すべきと個人的には考えている。中期的には下落方向の余地が大きいということは変わらず。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12