2021.2.2 暗号資産マーケットレポート【急騰からの急落する動きとなるリップル】

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昨日のビットコイン相場は上昇。32,000ドル割れを試しに行ったが、その後暗号資産全体が回復する過程で34,000ドルまで上昇する動きとなるも、31日の高値である34,000ドル台後半を突破することができる反落。33,000ドル台半ばでの値動きとなっている。

昨日の注目はリップルの動き。対ドルで0.4300あたりから0.7500付近まで急騰するも、NY時間に急落する動きから、0.4000割れの水準となっている。

「r/SatoshiStreetBets」でドージコインを無理やり押し上げ(パンプさせた)今回のリップルもみんなで押し上げていこうと呼び掛けられており、このようなパンプをさせる個人投資家の集団が無理やり価格を上昇させている背景があった様子。足元リップルはSECとの訴訟問題を抱えていたものの、反論文書の提出を行うと言われていたことを材料にしてこのグループが仕掛けにいった様子であり、また機関投資家のショートポジションも溜まっていたことから、個人投資家が機関投資家をショートカバーをさせにいったような動きとなっている。

昨日は銀価格が急騰しており、市場で金余りの状態の中、株やコモディティに流れてきており、金から銀へフローが変わってきている様子で、緩和相場の典型的な動きになりつつある。

ビットコインのテクニカルは横ばいのような動きとなっているため、攻めにくく、取引高と動いた方向に素直についていくのがベター。エントリーは初動ではなく、戻りを拾うスタンスでOKか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12