2021.1.12 暗号資産マーケットレポート【大幅調整が入るビットコイン】

先週末のビットコイン相場は上昇トレンドが一転急落する展開。

対ドルで42,000ドルの上値を何度もブレイクしようと試しにいくが、40,000ドルの下値を下回ると、39,000ドルまですぐに到達。39,000ドルをブレイクすると下げ足を早める展開となり、一時30,000ドル付近まで急落する動きとなった。その後は一旦自律反発の領域で35,000ドルまで上昇するなど、10,000ドル弱下落し、5,000ドル反発するという値幅が大きい展開となっている。

イーサリアムも一時1,000ドル割れをつけており、暗号資産市場全体に調整が入っている状況。しかしアルトコインは対ビットコインで大きく下落しておらず、相対的にアルトコインが底堅い印象。

ビットコインは短期のレバレッジ勢の損切りのフローが主な要因となっていると考えられる。暗号資産市場全体で見ると昨日だけで27兆円もの金額が消えており、一旦ビットコインを中心に投資家が冷静なる時がきたとも思えるか。

米国市場はトランプ大統領の弾劾決議案が提出され、罷免がなければ13日の採決に入るスケジュールになっており、米国市場に変化が出てきている。

外国為替市場では米ドルが年末まで一辺倒に弱含む地合いだったが、米債金利が上昇する中でドルも反転してきており、去年の動きとは全体的に逆方向の動きが見られるようになっていることは注意しておきたい。

テクニカルでは急落したものの、綺麗にボリンジャーバンドの中心線で止まっており、上昇トレンドは継続していると見ておいて問題ないか。一方で上昇のピッチが相当早かったため、30,000ドル付近までの調整の可能性は普通にあるため注意。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 【運営サイト】FXの車窓から