2021.1.6 暗号資産マーケットレポート【最高値更新を狙うビットコイン】

※ このページには広告・PRが含まれています

昨日のビットコイン相場は大幅上昇。一時再度調整局面となり30,000ドル付近まで下落する動きとなったものの、グレイスケールがリップルを売却し、BTC含めて4通貨に再投資を行うことを決定したことがきっかけとなって反発する動きとなり、34,000ドル台半ばまで上昇した。

先日20,000ドル台後半まで下落したタイミングで投げさせられた投資家も多いようで、ポジション量は大幅に減少していたが、改めてポジション量は回復してきており上昇トレンドは継続しそうな環境。

短期的にはオプションで36,000ドルに大きなポジションが残っていることから、36,000ドル付近まで近づくと一気に一旦36,000ドルあたりまでは上昇しやすい環境か。36,000ドルのストップやデルタヘッジのフローが入ることを考えると短期的に上昇したところで利食いも検討していいと考えている。

イギリスでは本日より仮想通貨デリバティブ取引が禁止となった。米国市場ではコロナ感染が拡大する中でも株価は堅調に推移しているが、バブル末期との声も出ており、急落がいつ起きても不思議ではないというシナリオも持っておいた方がいいか。

ビットコインのテクニカルは上昇方向を継続。34,000ドル台後半の最高値を超えると36,000ドルまでの上昇は到達するという想定で本日はみておきたい。

【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12