茨城県つくば市は8月20日、ブロックチェーンとマイナンバーカードを活用し、IotやAI、ビッグデータに関する事業アイデアコンテストのネット投票実施を発表した。
つくば市では、IoT・AI・ビッグデータ解析などの革新的な技術を活かした、市内でのトライアル(実証実験)の支援を行っている。2018年は投票内容の改ざん防止や秘匿性を確保し、適正かつ効率的な投票の実現を目指して、近年注目されるブロックチェーン技術を活用した。
可用性と分断耐性に優れるブロックチェーンは、一方で冗長なシステムとしての弱点も指摘されている。こうしたデメリットを最低限に抑え、一部の管理者に権限を与えるプライベートブロックチェーンも、ブロックチェーン本来の強みである公共性が失われるため意味がないという声もある。まだまだ発展途上のブロックチェーンはどのように私たちの世界に根づいていくのか。注目していきたい。
【参照記事】ブロックチェーンとマイナンバーカードを使ったネット投票について
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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム
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