ブロックチェーン職種に対する関心が減少、ビットコイン価格の低迷が原因か

ブロックチェーンと仮想通貨関連職業に対する求職者の関心が2019年に低下したようだ。就職エージェント各社のレポートに基づいてブロックチェーンニュースサイトCryptoglobeが2019年12月22日、伝えている。

ビジネス特化型SNSのLinkedInが公式ブログで12月10日に公開した「Emerging Jobs Report」では、過去数年間にアメリカで勢いを増した職種やスキルをまとめている。最新のレポートでは、人工知能とロボティクスエンジニア、データサイエンティストが上位を占めた。2018年には新興職種としてトップ5に入っていた“ブロックチェーンエンジニア”は今年の上位15職種のリストにも入らなかった。

LinkedInは仮想通貨やブロックチェーン関連職に対する求職者の関心の低下について、ビットコインや仮想通貨の人気が低下した影響と見ている。

Indeedのデータはこの傾向を如実に表している。Indeedに掲載された求人情報100万件あたりの仮想通貨求人の割合は過去1年間に26%増加した。一方、求職者による検索数100万件あたりの仮想通貨分野の割合は同期間に53%減少したという。

それでもブロックチェーンや仮想通貨関連の求人件数は着実に増加している。需要の高い職種には、ソフトウェアエンジニア、ソフトウェアアーキテクト、フロントエンドデベロッパーなどが挙げられる。特に求人件数が多いITコンサル大手デロイト・トーマツやIBM、決済ソリューションのリップル、投資銀行JPモルガンなどは、優秀なブロックチェーン人材を求めている。

【参照記事】Job Searches for Blockchain Down Following Bitcoin’s Bear Market, Despite Growing Demand
【参照記事】What the bitcoin job market looks like in 2019 (and beyond)
【参照記事】The Jobs of Tomorrow: LinkedIn’s 2020 Emerging Jobs Report

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HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム

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