仮想通貨の決済事業を行うBitPayは1月16日、2018年に過去最高額となる10億米ドル以上の取引処理を記録したことを公表した。
BitPayの売り上げが伸びた理由としては、Dish Networks、HackerOne、State of Ohioなどの新規顧客が加わったことや法律事務所、データセンタープロバイダ、ITベンダーなどがBitcoinの支払いを導入したことがある。BitPayのBtoB事業は前年比約255%の成長を遂げた。
ビットコインを主な決済通貨として利用していたBitPayは、2018年にはBitcoin Cashを新たに導入したほか、ステーブルコインのUSDC・GUSD・PAXを追加した。
BitPayの最高責任者Stephen Pair氏は、「ビットコインの大幅な価格下落にもかかわらず、2年連続で10億ドル以上の取引処理があることは、ビットコインが世界中の問題を解決するために使用されていることを示しています。」と述べた。
2018年にビットコインには、少額手数料の決済を可能にするライトニングネットワークが実装され、決済手段としての有用性が高まった。今後も取引高が拡大するか、動向に注目だ。
【参照記事】BitPay Sees Record Year for Revenue in 2018, with $1 Billion in Transactions
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