昨日のビットコイン相場は一旦下落するも下落幅を取り戻す展開に。ビットコインは45,000ドル台まで一時下落するも、NY時間には47,000ドルを回復する動きも見せており、上値が重いものの下に突っ込むような雰囲気もまだないような動きとなっている。
短期的なセンチメントは弱いとしか言いようがないが、12月の流動性が薄い中での動きと個人的には考えているため、短期的に下に突っ込むということはあまり想定はしていない。しかしすぐに反転上昇という印象もないことから、細かく下落したらロングで積んで行く程度で積極的にポジションは取らない方がいいか。オンチェーン分析でも引き続き悪い兆候はないため、中期的にそこまでネガティブにならなくてもいい。
またリスクアセットが昨日は下落する中でビットコインも追随したような格好。アジア時間のビットコインのパフォーマンスが悪いということは特徴的か。下記のチャートの通り青色のレジスタンスラインを突破してからロングでポジションを作っても遅くはない印象。将来的には70,000ドルを超えてくると想定しているため、そこまでは我慢したい。
米国市場は3指数が揃って下落する中、米国債金利は10年金利が上昇。欧州でもロックダウンが始まっていたり、オミクロン株の拡大が懸念される中で世界的に調整安が継続するような動きとなっている。
昨日で大きなニュースだったのはバイデン大統領が推し進めている大型歳出法案に関して、有力議員が否定したことが話題となっており、大型財政法案が可決されないのは株式市場にはネガティブな状況。
テーパリングが加速する中、オミクロン株の拡大が進んでおり、足元は流動性が薄い中では無理に買う必要もないか。短期的には年初は上昇しやすいアノマリーを活かすことを考えるとクリスマス以降に一旦短期的に仕込めるタイミングがくるかどうかに注目したい。
ドル円も金利の上昇を背景に113円台後半まで持ち直す展開。
今日も日経平均株価が上昇しており、ドル円は底堅く推移するも113円台のレンジで推移するか。
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中島 翔
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