2022.9.30 マーケットレポート【欧州通貨の買い戻しが優勢な一日】

昨日のマーケットは株式市場が大幅反落。ハイテク関連や公益株を中心に売られる展開となっており、NASDAQは2.8%の大幅下落。前日の反発分を失う展開となっている。

米国債金利はFRB高官がタカ派的な発言を行ったことによって、日中上昇する場面もあったが後場にかけて低下する動きとなり、10年金利は3.8%付近での推移に。

昨日の動きとして目立ったのは欧州通貨の買い戻しであり、ユーロドルやポンドドル等対ドルを中心に買い戻される展開となっている。

ポンドドルは短期的に国債買い入れ策が功を奏しているのか、400pips以上の上昇を見せており、ユーロドルも昨日ユーロ圏のHICPが公表され前年同月比で10.6%と二桁を突破していることもあり、ECBのさらに利上げスピードが加速するということを市場は意識した様子。

ドル円は引き続き144円台半ばあたりでの推移となっており、145円には少し乗せきれないという雰囲気になりつつある。

ニュースとしてはロシアがウクライナの一部地域の住民投票を強制的に可決させ、独立領として正式に編入させることに対する法令に署名したと報じられた。アメリカは完全に認めないと公言しており、ジョージアの国境付近では既に混乱が生じ始めていたり、既に徴兵されたロシア人でウクライナ軍に投降したというものも出てきていることから、ロシアもかなり追い込まれているような状況になってきているのだろう。

地政学リスクはいつ起きてもおかしくないためこの点は注意したいが、もしも戦略的核ミサイルが利用され、株価が下落した場合は短期的に拾っていく買い場を作る可能性もあるという想定はしておきたい。

仮想通貨市場はビットコインが19,000ドル台での推移と大きな変化はなく推移。これを一体何日間言わないといけないのかと感じるほど動きがない相場が続いている。

昨日のニュースはFFシリーズを手がけた天野喜考氏がAster Networkでweb3プロジェクトを始めたということが日本で話題となっている。また海外メディアではFTXのトップでアフロヘアで有名なsam氏がいずれはTwitterを買収したいというコメントを出していることが面白い話題となった。

ポジションはゴールドのロング、そして朝方にポンドを対円でショートポジションを保有している状況。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12