昨日のビットコイン相場は40,000ドルを割れていたビットコインだが、若干日中は反発し40,000ドル台後半まで到達するも再度39,000ドル台前半まで下落。現在は二番底をつけるような形で40,000ドル付近まで値を戻しており、40,000ドルを挟んだ展開となっている。
取引所のポジションをチェックすると、足元24時間でショート勢がほとんどだった展開からロングとショートが均衡しつつあり、短期的にはロングで保有する投資家が増えてきている様子。
本日は昨日の高値である40,800ドル付近を超えて41,000ドル台入ってきたら押し目でロングしていきたいが、そこまではまだエントリーしづらいかと考えている。レジスタンスラインを突破するかは確認したいところ。
資金調達率をみてもビットコインはほとんどの取引所がマイナス圏で推移していることから、買い戻し圧力も40,000ドル割れは強くなりやすいため一旦は底堅く推移するとみている。
ビットコインと比較してメジャーアルトは二番底をつけずに底値切り上げ型でチャートを作ってきている仮想通貨が多く、アルトの方が現在は強い状況。
ポジションは現在SOLロングのみでその他はなし。
米国市場は株式市場が若干の下落。寄り付きは上昇でスタートするも足元のトレンドを切り返すことができなかったのか下落する動きに。
注目された米CPIは前年同月比8.5%の上昇となったが予想を下回る結果となり、その上昇幅の中でも半分程度が原油高が影響しているという結果に。コアCPIは前年同月比6.5%の上昇と予想6.6%を下回る結果となり、インフレが鈍化する若干のサインが出ているということはいい数字とも言えるだろう。
米国債金利も2.83%から2.73%まで低下する場面も見られているが、ドル円でみると125円台半ばを維持しており、円安トレンドが強い状況に変化はない。
昨日は原油が再度100ドル台を突破してきており、原油価格が落ち着くような兆候がなかなか見られず、この動きが継続する間は資源国通貨はロングせざる得ないだろう。
豪ドル円も一旦は2回止められている94円を突破するかどうかに注目したい。
ここは一旦短期でロングも検討しつつ、94円突破する方向で勝負するしかない可能性もあるだろう。
バンク・オブ・アメリカのセンチメント指数で投資家のセンチメントは過去最大の落ち込みを見せており、通常買いサインとして機能するが、現状を考えるとここで株式市場のロングは危険過ぎるため、更なる急落を待ってからエントリーしたいと考えている。
ポジションはドル円のロングを保有。日経とNASDAQは戻り売りの方針で待っておきたいところ。また豪ドル円は東京時間が始まってからロングするか判断したい。
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中島 翔
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