昨日のビットコイン相場は大きな変動なく推移。42,000ドル台まで下落した後43,000ドル付近まで反発したビットコインはその後横ばいでの動きに終始した。
仮想通貨市場全体も同じような動きをしており、何かしらコメントするような内容も昨日はないか。
LUNA Fundation GuardがUSTの準備金として124億円相当のAVAXを購入したことが公表されていた。またメタプラットフォームズ(旧Facebook)がアプリ内で暗号資産や融資サービスを提供するための準備を始めているということも流れている。
取引所残高をみるとここ2週間程度は取引所の残高が増加してきているため、この点はチェックしておきたい。下のプットオプションの取引量が増加しているように見えており、下落サイドをヘッジするような動きもみられている。オプションの権利行使日別にみると4月29日と6月24日の建玉が多いため、期日が近づいてきたら気にしておいてもいいか。
Stock to Flow Modelでは長期的にはビットコインは今後上昇する動きしかしないように見えるが、参考までに今日は載せておきたい。
ポジションはBTC,FIL,SOL,SHIB,ロングを保有。
米国市場は株式市場が寄り付きが軟調な展開となる中、後場は反発する動きとなった。株式市場は後場反発しているもののディフェンシブ銘柄を物色するような動きとなったことや米国債金利も上昇し、10年金利が2.66%台まで上昇したこともあり、ハイテク関連には少し若干ネガティブな動きとなった様子。
ドル円は米ドル高を背景に114円台前半まで上昇しているが本日東京時間に再度123円台後半まで下落する動きとなっている。
相場は世界的なインフレによる、政策金利引き上げの動きとロシアとウクライナの戦争の行方で情勢は変わってきそうな印象。FRBではセントルイス連銀総裁やシカゴとアトランタ連銀総裁も利上げを支持しており、中立金利までの政策金利引き上げは必須といった状況となりつつあるか。
また日本の日銀が行っているETF介入に関してかなりのポジションを保有している中、身動きが取れなくなってきており、政策対応ができない状況になってきている。これが継続した場合はどちらにしても日本の株安は免れない状況になるため、日本株は引き続き買い辛い状況。
日経も25,000円付近ターゲットあたりで検討してもいいか。
ポジションはドル円、ポンドドルのロング。NASDAQショート。日経は一時的に上昇する局面が出た場合はショートでエントリーしたいところ。
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中島 翔
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