昨日のビットコイン相場はほぼ横ばいでの推移。47,000ドル台の推移が継続しており特にコメントすることはないか。
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足元チャートで気になっているのはETCの52ドルのラインで、あまりにも下落しないため一回上を試しに行く可能性も否定できなくなってきていることから、52ドルのラインは少し気にしておきたい。その他は市場全体が堅調なチャートを描き始めているため、迂闊にショートで攻めると青天井にやられてしまうということは頭に入れておいた方がいいだろう。
仮想通貨市場のニュースとしてはアクシーインフィニティのRoninブリッジで750億円相当の仮想通貨が不正流出しているが、影響を受けたユーザーは全額償還されると言うことで発表されているため、市場には影響が出ていない。またコインチェックNFTがDecentralandのLANDの取り扱いを開始している。
ポジションはビットコインのロングは継続で方針は昨日と変わらず。またFILのロングも保有しており、ここは上昇したら早めに利食いを行う予定。
米国市場は株式市場がハイテク関連を中心に下落。ロシアウクライナの停戦合意期待で株式市場が一昨日は好感して上昇していたが、ロシア大統領府がウクライナとの急展開はないと発言したことや公約に反してキーウなどでロシア軍が攻撃を継続していることから、一旦期待が後退した格好となった。
米国債金利は10年金利で2.34%と大きな変動はなく、ドル円は有事のドル買いの動きから122円台前半まで反発。一方でドイツのHICPが予想以上の伸びを見せており、ECBの利上げ期待の高まりからユーロがショートカバーも重なって上昇する動きとなっている。ユーロドルは1.1100ドル台後半まで上昇してきており、ユーロドルの買いを推奨する証券会社もで始めている様子。
ユーロ円でもポジション比率をチェックすると8割前後の個人投資家がショートポジションで保有しており、ユーロドルでも6割程度がユーロショートのポジションを構築しているようで、まだまだユーロのショートカバーのフローは出てきそうな印象。
ポジションはユーロドルのロングとポンドドルのロングを保有、ドル円も121円台半ばでロングしており、大きくポジションは変えていない。
アメリカのバイデン大統領がインフレ対応のために備蓄している原油を放出を検討とのことから、朝方原油価格が大幅下落している。
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中島 翔
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