昨日のビットコイン相場は大きな動きなく推移。

NY時間にロシアがいよいよウクライナに侵攻する可能性という報道でリスクオフになる場面も見られており、ビットコインも連れ安の動きとなったが、一過性の動きだったことからトレンドを作りには至らず。
仮想通貨市場全体でも個別に動いているというよりは全体が同じような動きをしており、昨日から引き続き大きな変化はないと考えていいだろう。
短期的には、ロシアの戦争が起きるかどうかで仮想通貨市場が一旦投げ売りさせられるか注目しつつ、逆に戦争がないと株高方向で推移する可能性があるため、ビットコインは上昇する動きとなると予想。今週どうなるかだけを見ておきたいと考えている。
米国市場は株式市場がロシアが16日にもウクライナに侵攻するとの報道から一時売られる場面もあったものの、その後対話継続の姿勢を打ち出したことで比較的落ち着いた動きに。金利も10年金利が1.90%まで下押しする場面も見られたが、その後2.02%まで大幅上昇する動きとなった。一方で原油に関しては高止まりの状況が続いており、1バレル100ドルに到達するとの見方が強くなってきている。
米国債金利の上昇から米ドル高の動きとなり、ドル円は115円台半ばまで上昇。
個人的には115円付近から再度買っていきたいと現在は考えており、115円から114円台に関しては買い場と考えている。無理にこの水準でエントリーする必要性はないと思っているため押し目を待ちたいところ。後はロシア情勢を見ながらゆっくり判断していく予定。
市場では現金を選好する動きが強まってきており、クレジット債券でも売れるものは売れという動きとなっていることがブルームバーグのニュースでも報道されており、個人的にも4月以降から夏場にかけては一旦下落する動きになるかと予想しているため、現金を選好しながら利益が出るところには短期的なトレードで仕掛けていく予定。
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中島 翔

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