昨日のビットコイン相場は一時41,000ドル台まで再度下落するも、42,000ドル台前半を再度回復する動き。値幅は1,000ドル超程度であり、狭い範囲での値動きが続いている。引き続き下記のチャートの赤色のサポートラインが機能しており、ここを割れてくると、39,000ドルが視野に入ってくるか。
昨日は日中仮想通貨市場全体がジリ安の展開となっていたが、本日朝方ビットコイン主導で反発する展開となった。
カルダノチェーン基盤のメタバース(仮想空間)プロジェクト「Pavia.io」がローンチされたことでADAに関しては一人勝ちのような状態で上昇を続けていたが、昨日は調整する動きとなっている。
ビットコインは世界的な金融引き締めの動きの中、米国の早期利上げが意識され、リスクアセットが売られており、ビットコインは株安に連れ安のような動きとなっているものの、株式市場が下落している割にはビットコインの下落幅が限定的とも言えるか。ビットコインはオンチェーンでみるとそこまで不安視するような動きはなく、そろそろ上昇してもおかしくないと判断した方がいいと考えているため、引き続き39,000ドルを割れるかどうかが焦点か。本日も引き続き赤色のサポートラインが割れるかどうか次第。
米国市場は早期利上げが意識される中、株式市場は下落する展開。NYダウは500ドル超下落しており、米国債金利は上昇する動きとなった。1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から大幅に低下しており、経済活動がオミクロン株の影響で停滞していることがわかる数字が出ている。そのためインフレが継続する動きが続きそうなことから、米国債金利の低下はすぐには期待できないため、株価にはマイナスの影響か。また2月は節分天井と言われる通り、2月で株価は天井を迎える可能性があるためそろそろその季節性も意識しておきたい。
ドル円は米国債金利が上昇する中、株安による円高で方向感はでず。一時115円に乗せる動きとなったものの、結局114円台半ばまで調整する動きとなった。
方針通り、114.80で利益確定を行い、現在はポジションはなし。ドル円は株安で大きく下落したタイミングでは再度ロングを作る予定のため、今は待っておく状況か。
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中島 翔
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