昨日のビットコイン相場は下落。43,000ドル挟んだ動きが続いていたが、その後ジリ安の展開となり、一時42,000ドルを割れて、本日早朝に41,000ドル台後半まで下落。しかし下記のチャートのようにサポートラインで綺麗にサポートされ回復する動きとなっており、なかなか下にも攻めれない動きとなっている。
引き続き今年の最安値である40,000ドル割れの水準を綺麗に下回った場合は一旦撤退する方向で考えており、そこまではゆっくりとロングを積みながら保有する方針は変わらず。足元は値動きがあまり出ない状況でボラティリティが低下している状態が続いているため、どちらにしても次に値動きが大きくなった場合は注意した方がいいか。
ドミナンスチャートではビットコインは久しぶりに40%を等々割れてきており、ハッシュレートは最高値を更新する動きとなっている。
ビットコインが下落する中、ADAは続伸しており、レイヤー1の中でも昨日は際立った動きとなった。
米国市場は昨日休場の為株式市場、債券市場ともに値動きなし。
17日に中国がMLF(中期貸出制度)を通じて12兆円超の金額を市場に供給し、金利も従来の2.95%から2.85%に引き下げている。中国は20日に発表するローンプライムレートも引き下げると予想されており、世界的にインフレ対応のために政策金利を引き上げる中、中国だけ逆行する動きとなっていることはポイント。2月の旧正月を控えている中、過去中国発で何かしら起きるのが2月のため、一応中国の動きは注意したいところ。
また豪ドルの投資家ポジションが大きくネットショートで現在傾いており、20日に豪雇用統計が発表されることから、巻き戻しには注意したい。
ドル円は114円台後半まで上昇してきており、ドル円ロングは114.80前後で利益確定を行う予定。
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中島 翔
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