昨日のビットコイン相場は横ばいでの推移が継続。一昨日の急落から42,000ドル台まで下落したが、サポートラインを意識した展開となり、昨日は自律反発で43,000ドル台半ばまで反発。
しかしチャートが崩れてしまっており、上値は重く推移している状況。ビットコインでも43,000ドルは一旦の買い場と見る大口投資家もいるようで現物で押し目買いを行うフローも見られている。
ビットコインの反発が弱い中、ADAやMATIC、ATOM、SAND等の反発はある程度進んでおり、メジャーアルトへの物色は進んでいるような動きとなっている。
その他大きな動きはなくビットコインは再度下記のチャートのサポートラインをブレイクするのかどうか注目。

仮想通貨市場のニュースとしてはアメリカのNY市長が給与をビットコインで受け取るということを発表した。また、ギャラクシー・デジタルCEOのマイク・ノボグラッツ氏がビットコインは38,000ドルから40,000ドルあたりまでの下落を予想しており、少し目線を下げてきている。
米国市場はFOMC議事録後の動きが継続しているようなNYダウは下落し、NASDAQも小幅下落。
米国債金利は一時1.75%まで上昇しているものの、ドル円は上値を伸ばせず115円台後半まで調整安の展開に。
米国債金利は10年金利で3.00%まで上昇すると予想する向きも増えており、米国債金利が上昇するのであればドル円は118円方向で推移しそうな雰囲気だが、株が急落するかどうかがポイントか。金利が上昇する過程では株は買いにくいため、株に関しては強気で今は攻めるべきではない環境。
本日雇用統計があるが、そこまで大きなマーケット予想と大きな乖離が出なければトレンドを作り出すような動きにはならないかと考えている。万が一弱い予想が出て米国債金利・ドル円が下落した場合は、押し目買いとしてロングでエントリーしていいと予想。
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中島 翔

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