ビオセボン・ジャポン、「環境月間」6月にサステナブルな取り組みを加速

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都内を中心にオーガニックスーパーマーケットを展開するビオセボン・ジャポン株式会社は「環境月間」にあたる6月に新たな試みを開始する。ビオセボン・ジャポンは、2020年11月から回収したペットボトルを店内の惣菜トレーとして再利用する試みを始めるなど、様々なアプローチでサステナブルな取り組みを行ってきた。地球にやさしい社会の実現に向けて、2022年6月からさらに取り組みを加速させる。

まずは「てまえどり」。これまでも販売期限が近い商品を顧客に積極的に選んでもらうために、アウトレット品や期限が近い商品をお買い得に販売する「TAKE ECO FOOD」を実施してきた。6月以降はさらなる食品ロスへの理解と参加を促進するため、店舗で期限が近いものを商品棚手前に置く運用に変更。購入してからすぐに消費する顧客に対しては、手前の商品から手に取ってもらうよう協力をお願いするという。

素材の置き換えも実施する。全店舗で販売する「北海道洞爺湖町産 佐伯農園ミニトマト 200g」のトレーをリサイクルトレーに変更する。ドネーション参加型のペットボトル回収機で回収した資源を、株式会社エフピコのリサイクル工場で原料に戻してできたエコ容器「エコAPETⓇ」トレーを活用。リサイクルトレーの使用により、従来の資材に比べて、約30%二酸化炭素の排出量削減に貢献するという。

対象商品となる佐伯農園のミニトマトは「北海道の湘南地方」と呼ばれる北海道中央南西部の洞爺湖町で栽培される。道内でも比較的温暖的な気候と肥沃な土地を活かし、土づくりに多くのこだわりを持って育てられる。ミニトマトはツヤと程よい甘さ、食味の良さが特徴。取り組みは6月より順次、全店舗で実施される。

さらに、サステナブル素材の水物袋の導入も開始する。以前から水物袋の使用を最小限にするため事前に使用有無を確認してきたが、利用を希望する顧客へのサステナブル推進のため、植物由来プラスチックを30%以上使用した水物袋へ素材を切り替えていくという。自由が丘店から順次、全店へ切り替えを実施していく。

ビオセボン・ジャポンは2016年の1号店開店以来、地球環境に優しいオーガニック・スーパーマーケットとして、顧客の声やステークホルダーのアイデアを取り入れた施策を実施してきた。今後も地球にやさしい社会の実現を目指して、様々な取り組みを行っていくとしている。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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