マイクロソフトの検索エンジンBingは5月14日、仮想通貨関連の広告を2018年7月までに禁止することを公式ブログで公表した。
同社は、「仮想通貨や仮想通貨に関連するプロダクトは適切な規制がされておらず、悪意をもった者が詐欺を行いBingユーザーにリスクをもたらす可能性がある」として、仮想通貨関連広告の出稿禁止を決定した。
仮想通貨関連広告の禁止を発表したのは同社が初めてではなく、すでにGoogle・Facebook・Twitterといった大手企業でも仮想通貨関連広告の出稿禁止や制限が報じられている。各社による広告制限の動きは、短期的には仮想通貨市場の成長を鈍化させるかもしれない。だが、こうした取り組みは投資家保護を目指す規制当局に歩調を合わせるものであり、仮想通貨が投資対象として広く認められるために必要な第一歩だ。今後の動向に引き続き注目していきたい。
【参照記事】Bing Ads to disallow cryptocurrency advertising
【参照記事】Learn the policies on making great ads
【関連記事】2018年6月以降、Googleが仮想通貨関連の広告を出稿禁止に
【関連記事】Twitter、仮想通貨関連の広告を出稿禁止へ
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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