バイナリースター株式会社は4月1日、2020年4月24日より、暗号資産(仮想通貨)時価総額25位のブロックチェーンCosmos上の通貨であるATOMや、時価総額31位のOntology(2020年4月1日、CoinMarketcap調べ)を統合した新たなサービス「バイナリースターステーキング」を日本で公開する。
暗号資産のステーキングサービスとは、自身のウォレットや取引所に保有している暗号資産をブロックチェーンに直接接続することで、定期預金のように報酬を得られるサービス。P2Pの仕組みで第三者を介さずにブロックチェーンにコインを預け入れるため、中央集権管理されるシステムに比べてハッキングリスクが低いことが特徴だ。
ビットコインの登場からこれまでの間、マイニング機材やシステムを運用することで報酬を得られる仕組みを提供していたプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の新しいモデルとして、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)が登場した。ステーキングに参加する暗号資産保有者は、預け入れたコインの量に応じてブロックチェーンネットワークから直接報酬が得られる。
バイナリースターステーキングでは、ブロックチェーンから報酬を得るために必要だった高価な機械の購入やシステムの運用を廃し、暗号資産保有者が直接ブロックチェーンネットワークから報酬を得る仕組みを提供する。
バイナリースターは今後もブロックチェーンの社会浸透に向け、バイナリースターステーキングの日本展開(ジャパン・ノード設立)と各ブロックチェーンコミュニティとの協力体制の拡大を進めながら、PoSブロックチェーンプロジェクト、及び、ブロックチェーンの普及と実用化を推進するコミュニティ活動を支援していく考えだ。

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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