暗号通貨でショッピングやクラウドソーシング、フリマや送金機能付きSNSを利用可能なAvacusは4月30日、USドルと均一レートで交換が可能なステーブルコイン「DAI」の採用を決定した。これにより、ユーザーはAvacusの各機能を利用して、DAIを入手したりDAIを使ってモノやコトを入手できるようになる。現在実装に向けテスト段階に入っており、近々、実際にサービス上で利用可能になる予定だという。
DAIはイーサリウムトークン(ETH)などの暗号通貨を担保に発行する、1DAI≒1US$の価値が保証されたステーブルコインだ。発行するDAIの150%のETHを担保に、いくらでも発行できる仕組みとなっている。ETHの価格が変動してもDAIの価格を維持するため、価格上昇時には追加でDAIを発行する、価格下落時にはDAIを返却するかETHをロスカットするなどの対応が求められる。
Avacusは、暗号資産を暗号資産のまま利用可能なCtoCのマッチングプラットフォーム。「Shop」ではAmazonの商品を暗号資産で買い物ができ、一方では代理購入することで暗号資産を入手可能だ。「Ask」では仕事の対価を暗号資産で受け取る/支払うことができ、「Bazaar」では手持ちの品や自作品の販売・購入ができ、「Pay」ではSNSでメッセージを送る感覚で送金・請求が可能となる。
Avacusは、ブロックチェーンを投機目的の暗号資産投資だけで終わらせず、あらゆる可能性を育み実現する技術として構築していきたい考えだ。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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