2020年に入ってから投資への関心が高まったと世間では話題になりました。それは暗号資産でも酷似しておりコロナショック以降、暗号資産を購入したユーザーは47.9%という調査結果をCoincheckが発表しました。2020年3月13日にビットコインが一時45万円まで下落し、投資のチャンスと捉えたユーザーが多かったことが想定されました。
とはいうものの、暗号資産に対して懐疑的でなかなか投資に踏み切れない方もいらっしゃいます。暗号資産投資層は、約90%が他の金融商品への投資をしているとの報告もありますので、分散投資をするなど暗号資産が暴落したときでも影響が少なくなるようにしておくことは重要です。
ここでは、少しづつでも暗号資産投資を始めたい方に向けて、少額購入であったり、ポイントを活用して投資を気軽に始められるサービスを提供している暗号資産取引所をご紹介します。これから暗号資産投資を始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
- 公共料金の支払いでビットコインを獲得できるCoincheck
1. ビットコインが貯まる・使える「Coincheckでんき」
2. マクロミルポイントを暗号資産に交換できる
3. 月1万円でCoincheckで取り扱っている暗号資産を積立できる - 楽天スーパーポイントを暗号資産に交換できる!楽天ウォレット
1. 貯まった楽天スーパーポイントを暗号資産交換! - まとめ
公共料金の支払いでビットコインを獲得できるCoincheck
Coincheckは、コインチェック株式会社が2014年8月に運営をスタートした仮想通貨取引所サービスであり、2018年4月にマネックスグループ株式会社によって完全子会社化されています。規制への対応やセキュリティの管理体制強化に務めています。マネックスグループ株式会社は透明性を高め、ユーザーに安心して取引してもらうために、Coincheckの財務情報を開示しています。
取扱暗号資産 | ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST |
最小注文数量 | 500円相当 |
1. ビットコインが貯まる・使える「Coincheckでんき」
Coincheckでは、電気料金の1〜7%がビットコインとして貯まる「Coincheckでんき」サービスを提供しており、電気料金をビットコイン支払いすると電力代を1〜7%割引するといったビットコインを実際に利用できるプランも用意されています。日常生活の中でビットコインを貯めることができるため、投資は怖いと感じている人であっても自然と貯まるビットコインで仮想通貨の投資・利用を体験できる仕組みとなっています。Coincheckでんきは、沖縄と離島を除いて日本のほぼ全てのエリアで利用可能です。
同様に、関東圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県)の東京ガス(都市ガス)利用の家庭で利用できる「Coincheckガス」もあります。ガス料金は東京ガスと変わらず、毎月ガス料金の3%分のビットコインがCoincheckウォレットに貯まる仕組みです。
2. マクロミルポイントを暗号資産に交換できる
コインチェックでは、アンケートへの回答で貯めたポイントをビットコインに交換できるサービス「Coincheckアンケート」を提供しています。Coincheckアンケートは、マクロミルポイントをCoincheckの口座で暗号資産に交換できるサービスです。マクロミルポイントとは、株式会社マクロミルがアンケート調査で回答協力したマクロミルモニタに対して付与しているものです。初回は300ポイントから、次回以降は500ポイントから1ポイント=1円単位で交換できます。
3. 月1万円でCoincheckで取り扱っている暗号資産を積立できる
Coincheckは自動積立サービス「Coincheckつみたて」を提供しており、ユーザーのニーズに沿うように複数のプランを用意しています。「Coincheckつみたて」は毎月一定額を自動積み立てし、安定的に暗号資産投資ができるサービスです。購入のタイミングがわからない方も安心して取引できるよう設計されており、入金から購入まで全て自動で手数料無料で処理されます。
対象となっている暗号資産はビットコインの他、アルトコイン合わせて11種類です。(ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ネム、クアンタム、BAT)。
③楽天スーパーポイントを暗号資産に交換できる!楽天ウォレット
楽天ウォレットは、楽天グループの連結子会社である楽天ウォレット株式会社が運営する仮想通貨取引所です。楽天グループの各種サービスと連携しており、楽天銀行口座を利用してスマホアプリから手数料無料で日本円をスムーズに送金できます。ユーザーから預託した資産(顧客資産)は楽天グループの楽天信託が提供する信託口座で管理しており、セキュリティや内部管理態勢も厳重に整備されています。
取扱暗号資産 | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ |
最小注文数量 | 100円相当 |
3-1. 貯まった楽天スーパーポイントを暗号資産交換!
楽天ウォレットでは、楽天市場や楽天カードで獲得した楽天スーパーポイントを暗号資産に交換する「ポイント交換」サービスを提供しています。スマホアプリからポイントを交換することが可能で、楽天ウォレットが扱っている暗号資産3種類(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ )、全てに対応しています。
最低100ポイントから1ポイント=1円相当の仮想通貨への交換が可能なので、半端なポイントを残さずに使い切ることができます。楽天ウォレットでは毎月貯めたポイントを交換しながら、気軽に暗号資産投資に取り組めます。
④まとめ
手軽に暗号資産投資をスタートさせる方法として、ポイントを暗号資産に交換したり、あるいは少額を定期的に購入するといった方法がおすいすめです。これらの暗号資産投資は多額の資金を必要とするわけではないので、「暗号資産には興味があるけど、お金を費やすところまで踏み込めない」という方でも、手軽に踏み出しやすいと思います。
暗号資産は誕生からわずか10年の新興市場であり、相場は乱高下を繰り返しています。そのため、各取引所のポイント投資サービスを入り口として始めてみると良いでしょう。暗号資産取引所の口座開設は無料ででき、暗号資産を保有したからといって管理手数料は発生しません。そのため、各社の「ポイント投資」サービスを使い分けて賢く暗号資産を集めてみるというのも面白いかもしれません。
暗号資産投資に興味をお持ちの方は、最初のステップとしてポイント投資をぜひチェックしてみてください。分散にもなります。仮想通貨投資を始めてみようか考えている方は、是非検討してみてください。
立花 佑
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