ビットポイントの「貸して増やす」とは?サービス内容の特徴と貸出方法について

※ このページには広告・PRが含まれています

ビットポイントでは、保有している仮想通貨を貸し出すことができる「貸して増やす」サービスを提供しています。ビットポイントの貸して増やすサービスは定期的に募集があり、他社でなかなか貸出申請が通らない場合でも、ビットポイントで補うことも可能です。

ここではビットポイントの貸して増やすサービスの特徴と、今回募集があった内容、仮想通貨の貸し出し方について説明します。

目次

  1. ビットポイントの「貸して増やす」サービスとは
  2. 「貸して増やす」サービス、5銘柄を新規募集
  3. ビットポイントの貸して増やすの始め方
  4. 貸仮想通貨の注意点
  5. ビットポイントの特徴
  6. まとめ

①ビットポイントの「貸して増やす」サービスとは

ビットポイントの貸仮想通貨サービスでは同社が取り扱っている全ての仮想通貨に対応しており、賃借期間と賃借料率、最小賃借数量は募集毎に決定されます。再貸出の場合は期間は30日で賃借料率は2%と設定されています。そのため、長期的に仮想通貨を保有している投資家にとって有用なサービスです。自動更新も可能ですが途中解約は基本的に不可となっています。

仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)とは、投資家が保有している仮想通貨を仮想通貨取引所に貸し出し、期間と貸付数量に応じた利息分を仮想通貨で得られるサービスです。長期的な値上がりを期待して仮想通貨を保有し続けるつもりの投資家にとって、着実に仮想通貨を増やせる魅力的な運用方法の一つです。

②貸して増やすサービス、5銘柄を新規募集

BITPointは9月15日に「貸して増やすサービス」の新規募集の申込受付を開始しました。執筆時点の10月4日時点ですでに今回の募集は終了していますが、今回は貸出期間45日間(年率1%)でBTC、BCH、LTC、XRP、BATの5通貨を募集していました。

募集通貨 BTC (ビットコイン)
BCH (ビットコインキャッシュ)
LTC (ライトコイン)
XRP (リップル)
BAT (ベーシックアテンショントークン)
※複数通貨の同時申込も可能
賃借料率(年率) 1%、DEPのみ:30%
貸出日数 45日
申込期間 ~ 2022年9月27日(火) 15:59
※現在募集は終了(10月4日時点)
貸出期間 2022年9月27日(火) 16:00 ~ 2022年11月11日(金) 15:59
再貸出 あり
受付方式 抽選

③ビットポイントの貸して増やすの始め方

ビットポイントの貸して増やすを利用する際は、先ずは口座開設を完了させます。口座開設ができたらビットポイントのWEBサイトにログインします。また貸して増やすサービスはスマホアプリからも利用できます。

左側のメニュー項目にある「貸して増やす」を選び、「申込」をクリックします。

下のように募集されている仮想通貨が表示されるので、貸し出したい仮想通貨の「申込」をクリックします。

次に、申込です。申込数量に入力するか「すべて貸出」をクリックします。再貸出申込するならチェックを入れて、最後に「申込」をクリックします。

「申し込みが完了しました」と表示されるので「OK」をクリックします。

今回の募集の受付方式は「抽選」でしたので、貸し出しできない可能性があります。

④貸仮想通貨の注意点

4-1.貸出期間中は価格変動リスクを負う

仮想通貨の貸付当初と契約満期の段階とでは仮想通貨の価格が変動しているため、ユーザーは仮想通貨の価格変動リスクを負うことになります。仮想通貨を貸し出すと満期まで資産を移動したり、売却することは基本的にできなくなります。資産価格が高騰して利確したいと思ったり、反対に暴落して損切りしたくなった場合も資産を動かし難いため、取引所の契約ポリシーをしっかり押さえておきましょう。

4-2.貸出中に取引所が破綻するリスクを負う

万が一、仮想通貨取引所が破綻した場合は、貸仮想通貨に預けた仮想通貨が戻ってこないというリスクもあります。BITPointの「貸して増やす」サービスの場合、BITpointとユーザーは無担保契約である「消費貸借契約」を締結します。つまり、BITPointが破綻してしまった場合、ユーザーが貸付けた仮想通貨が返還されないというリスクがあります。「貸して増やす」は預金保険の対象外となっています。そのため、すべての保有通貨を貸出することはせず資産の一部でレンディングを利用するというように、リスク分散を考慮した戦略が必要です。

⑤ビットポイントの特徴


ビットポイントは、SBIホールディングス株式会社の子会社であるSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社を主要株主にもつ仮想通貨取引所です。ビットポイントでは販売所、取引所、貸仮想通貨のサービスが提供されています。また複数の仮想通貨が取り扱われていますが、その中でもジャスミー(JMY)やディープコイン、クレイなど他社では取り扱いが少ない仮想通貨にも対応しています。また各種サービスが手数料無料で利用できるといった特長があります。ビットポイントの取引所「BITPOINT PRO」はWEBサイトのみに対応しており、仮想通貨を手数料無料で売買できます。

⑥まとめ

仮想通貨投資をしている方の中には、価格が上がるまで長期保有しているというケースもあります。「貸して増やす」をはじめとするレンディングサービスは、仮想通貨を貸し出すだけで仮想通貨が増えていくので長期投資に取り組むユーザーに有用なサービスと言えるでしょう。

既に今回の応募は終了していますが、ビットポイントでは度々「貸して増やす」の募集が行われています。BITPointでは口座開設をしておくことでこうしたお知らせがくるようになっているので、気になる方はぜひ口座開設をしておいてチェックしてみてください。

The following two tabs change content below.

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。